つぶやくように 静かな言葉で綴る詩が あなたの心に そっと残りますように
心の詩〜こころのうた〜
リグレット
2009-06-29-Mon  CATEGORY: 未分類
これが最後
そう言っていたのに
何を待っているの
情けなくなるわね

あなたの瞳も
見られないくせに
ドアにかけた指は止まるの

リグレット
わかってるのに
戻れない予感
今ならまだ
間に合うのに

リグレット
無意味なジェラシー
嘘つきで臆病な
私が寂しい

傷つくのが
怖くて逃げるのは
ダメなのだと人には
言ってきた私の

こんな恋が
誰かに知られたら
どうしようもなく怖くなる

リグレット
いつかと同じ
時が過ぎたって
私は私が
可愛いだけ

リグレット
馬鹿みたいだわ
とてもまっすぐな
あなたなのに
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夏の入り口
2009-06-21-Sun  CATEGORY: 未分類
白い花びらに色をつけるような
あなたは可愛い人
忘れた頃に届くメールを
消せないのが悔しい

太陽が一番高い日
あなたはどうしている
日傘をくるくる回しながら
ひそかに胸を焦がす

どんな人を好きになるの
ため息は甘い痛み

紫陽花も淡く染める
忘れていた夏の入り口
眩しい光が消える前に
今あなたに会いたい
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天使の嘘
2009-02-13-Fri  CATEGORY: 未分類
心を開いてなんて
言葉を飲み込んで
俯くきみの髪を
やり過ごすふりをした

私はいいのと笑う
瞳は微かに揺れる
天使の嘘に気がついた今
僕は僕をごまかせない

行こう
遠い夏の言い訳を
眩しい風にかえして
ほら
春の向こうは
もうすぐそこさ


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瞬きの合間に
2008-12-07-Sun  CATEGORY: 未分類
栗色に透ける瞳
通り過ぎるコートの背中
もう一度だけ
その姿を私に見せて
幻でもいい

透明な夜風に
忘れていた恋をのせて
夜が夜のうちに
あの人にどうか届けて
それきりでいい

瞬きの合間に
淋しさが雪に変わる

消えない街明かり
飲み干したカクテル
こんな夜は
そのプライドを私に返して
夢でもいい

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誓い
2008-11-15-Sat  CATEGORY: 未分類
カフェテラスのガラス越し
並木通りを歩く女性の姿に
ふとあの娘の影が重なる

まっすぐな背中
小さな肩に掛けたストール
風になびく束ねた髪に
焦がした胸も昔のこと

「どうかしたの?」
紅茶のスプーンをもて余す僕に
不意に注がれた声で
長い夢から醒めた気分だ

「べつに」
そう、あれは昔のこと
もうあの娘に心が揺れることも
ふたりを比べることもない

飾らない彼女の素顔は
いつもと何も変わらないのに
なぜだかやけに心地良い

口に出したりはしないけれど
僕は今誓う
曖昧だった僕も今日で最後だ


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